FancyZonesのMac版はある? Macで同じように使う方法
文 Guido Crego · 最終更新日:
FancyZonesはWindows専用で、Mac版はありません。Shojiなら、モニターごとにゾーンを描いて、ウィンドウをドラッグすれば、ぴたりと収まります。FancyZonesと同じ感覚で使えるMacアプリです。
FancyZonesのMac版はありますか?
ありません。FancyZonesはMicrosoft PowerToysに含まれるツールのひとつで、PowerToysはWindows 10と11でしか動きません。Mac版の要望は、PowerToysの開発チームによって「予定なし」として閉じられています。理由は「PowerToysはWindowsのAPIと深く結びついているため、macOSには移植できない」というものでした(GitHub issue #28875)。
WindowsからMacに移って、FancyZonesと同じように使いたいなら、同じ仕組みのMacアプリが必要です。Shojiはそのひとつです。無料のものも含め、ほかの選択肢はこのページの下にまとめました。
FancyZonesと同じところ
- ゾーンは自分で描く。 エディタを開いて、画面をドラッグするだけ。ゾーンはグリッドと隣のゾーンに吸い付くので、測らなくてもきれいに揃います。クイックスタートとして「2分割」「3分割」「中央 + 両サイド」も用意しています。
- キーを押しながらウィンドウをドラッグして、ゾーンの上で放す。 FancyZonesではshiftキーです。Shojiは初期設定がfn(地球儀キー)で、shift・option・control・commandにも変えられます。
- モニターごとに別の間取り。 ノートパソコンと、その上に置いた大きなモニターで、まったく違う配置にできます。画面をまたいでドラッグしたウィンドウは、放した画面のゾーンに収まります。
- ゾーンから出したウィンドウは、元のサイズに戻ります。
- ウィンドウ間のすき間は、ひとつの設定で調整できます(0ならぴったり)。
違うところ
| FancyZones(Windows) | Shoji(Mac) | |
|---|---|---|
| 価格 | 無料(PowerToysに付属) | $4.99の買い切り(Mac 1台) |
| ドラッグ中に押すキー | shift | 初期設定はfn。shift・option・control・commandも可 |
| モニターごとの配置 | あり | あり。モニターをつなぎ直すと戻る |
| 複数のレイアウトの切り替え | あり | あり(メニューバーから選ぶ) |
| 2つのゾーンにまたがる配置 | ctrlを押す、またはゾーンの境目で放す | その大きさのゾーンを描く |
| 重なったゾーン | あり(キャンバス型のレイアウト) | あり(⌘を押しながら描く)。ポインタの下でいちばん小さいゾーンが優先 |
| キーボードでの移動 | あり(Win+矢印キー、オプション) | なし |
| キーを押さずにゾーンを表示 | 設定で可能 | なし(キーを押したときだけ働くので、ふだんのドラッグはそのまま) |
Windowsでウィンドウをゾーンにドラッグしていた人なら、Shojiにはすぐなじめます。Win+矢印キーで動かしていた人には、Rectangleのようなキーボード中心のアプリのほうが合っています。
ShojiでFancyZonesの配置を再現する
- Shojiを開くと、アクセシビリティの許可を求められます。ほかのアプリのウィンドウを動かすために、macOSが必要とする許可です。
- メニューバーのShojiメニューから「ゾーンを編集」を選びます。
- クイックスタート(2分割・3分割・中央 + 両サイド)から始めるか、画面をドラッグしてゾーンを描きます。モニターが複数あるなら、それぞれに描きます。
- 保存したら、fnを押しながらウィンドウをドラッグ。ゾーンが光るので、収めたいゾーンの上で放します。
FancyZonesのレイアウトは読み込めませんが、よくある配置なら1分ほどで描き直せます。
Macでゾーンを使う、ほかの方法
いくつかあります。価格はこのページの更新日時点のものです。
| アプリ | 価格 | ゾーンを自分で描ける | ドラッグ中のキー |
|---|---|---|---|
| macOS(標準) | 無料 | できない(半分と4分の1) | 画面の端へドラッグ、またはoption |
| MacsyZones | 無料・オープンソース($7の支援は任意) | できる(画面と操作スペースごと) | shift、または右クリック |
| RectZones | 無料・オープンソース(自分でビルドが必要) | できる | ⌘ |
| BentoBox | $9(Mac 2台、14日間の試用あり) | できる(ディスプレイと操作スペースごと) | shift、または右クリック |
| Smart Layouts | $10(Mac 2台、14日間の試用あり) | できる(モニターごと) | shift |
| Rectangle Pro | $9.99(Mac 3台、10日間の試用あり) | サイズと位置を数値で決めるスナップ先 | 画面の端へドラッグ |
| Shoji | $4.99(Mac 1台、14日以内なら返金) | できる(モニターごと) | fn(ほかのキーも可) |
無料で探すなら、いちばん機能がそろっているのはオープンソースのMacsyZonesです。BentoBoxはShojiより多機能(操作スペースごとのレイアウト、ゾーンごとのショートカット)で、価格はおよそ2倍。Shojiは、小さくてネイティブで、複数モニターを前提に作ったアプリを$4.99で、という人向けです。モニターごとにレイアウトを持ち、画面端スナップをオンにしても、2台の画面の境目では動きません。アプリは日本語に対応しています。
よくある質問
FancyZonesのレイアウトを読み込めますか?
できません。レイアウトはShojiのエディタで描きます。グリッドとクイックスタートがあるので、すぐに描けます。
どのアプリでも使えますか?
macOSが他のアプリからの移動・サイズ変更を許可しているウィンドウなら使えます。サイズが固定のウィンドウや、フルスクリーンのアプリは対象外です。
無料のお試しはありますか?
ありません。合わなかった場合は、購入から14日以内なら理由を問わず返金します。
対応するMacは?
macOS 15以降の、Apple siliconとIntelのMacです。アプリは日本語・英語・スペイン語に対応しています。
画面を3分割・4分割するには?
Macでウィンドウを3分割・4分割する方法で、手順を紹介しています。
FancyZonesとPowerToysはMicrosoftの製品です。ShojiはMicrosoftとは関係ありません。
Shoji · Mac用ウィンドウ整理アプリ
モニターごとにゾーンを描いて、ウィンドウをドラッグすれば、ぴたりと収まります。$4.99の買い切り。合わなければ14日以内に返金します。
$4.99の買い切り · Mac 1台 · macOS 15以降